呼び寄せ介護は、親を自分の家に呼び寄せることになるので、実家に誰か兄弟などが住む場合を除き、実家の整理が必要になることが多いです!
実家の整理といっても、家の中の片付けだけで終わるものではないので、空き家となった家をどうするのか、不用品をどう処理したら良いのかなどの問題も出てきます。
今回は、親を呼び寄せるにあたり、空き家となった実家をどうするのが良いのか、私の経験を交えながら書きたいと思います!
実家の整理はやらなくてはならないことがいっぱいで大変でしたよ!
実家は売却!?それとも貸す!?
実家から親を自分のところに呼び寄せると当然のことながら、実家は空き家になりますよね。
その場合には、家をどうするのかという問題が出てきます。
家を所有している状態では、誰も住んでいなくても固定資産税の支払いが必要なため、毎年お金が減っていくことになってしまいます。
また、空き家にすると家屋の劣化も進みやすくなるとのことなので、早いうちに対応した方が良いと思います。
実家を空き家としないためには、いろいろな方法があるとは思いますが・・・
主な方法は、このようなものがあると思いますので、それぞれ載せていきますね。
- 兄弟で住む人はいないか確認
- 実家を賃貸物件とする
- 実家を売却する
兄弟で住む人はいないか確認
実家の家をどうするかを決める際に、自分自身に兄弟がいる場合にはやはり兄弟で話し合いが必要です。
「空き家にするなら、私が住む」という兄弟もいるかもしれませんので、まずはどうするのか話し合いで決めると良いと思います。
実家の家が親の所有であるならば、兄弟が住むにあたって、費用をどうするのかや兄弟に所有権を譲渡するのかなどを決めること大切ですね。
私の実家では、弟が家の管理も含めて、住むことになりましたので、兄弟での話し合いは大切なことだと思います
実家を賃貸物件とする
兄弟などで実家に住む人がいないとなったら、次に考えられるのが実家を賃貸物件として貸し出すことです。
家を賃貸物件とするならば、家を解体せずに済みますし、自分が生まれ育った土地を手放さなくても良くなります。
また、借り手が見つかれば家賃収入も入ってきて、必要な介護費用の足しになるので、賃貸はベストな方法だと考えられます。
もし、家が古く借り手が見つからなさそうであれば、家屋の解体が必要になりますが・・・
コインパーキングにするのも手だとは思います。
コインパーキングは駅や観光地の近くなどの条件が必要なものではありますが、管理の負担も少ないなどのメリットがあります。
賃貸とする場合でも、コインパーキングとする場合でも、不動産会社に一度相談してみるといいですね。
コインパーキングですと、実家とは違う時にですが、私が検討した時には、「三井のリパーク」の「三井不動産リアリティ」などがありましたよ。
実家を売却する
家に住む人や賃貸で借りてくれる人がいない場合には、実家の売却となります。
まずは建物を残したまま、買い手を探して、残したままだと買い手が見つからないようであれば、家を解体してから土地を売却となります。
家の売却、解体してからの土地の売却、どちらの場合もまずは不動産会社に行って、相談してみることをオススメします。
実際に、私が不動産の売却をした際にも不動産会社が書類の作成などをほとんどしてくれたので、手続きはとても簡単なものだけでしたよ。
また、実家のある場所が現在住んでいる場所から遠い場合には、実家のある場所の不動産会社に行き、手続きなどを行う必要が基本的にはありますが・・・
全国に支店がある大手の不動産会社であれば、物件の引き渡し以外は、郵送での書類のやり取りや現在住んでいる場所の近くの支店での手続きができましたので、一度相談してみると良いと思いますよ。
実家の整理
次は、実家の整理についてです。
呼び寄せ介護は、親を実家から引っ越しさせることになるので、実家を売却するにしても、賃貸物件とするにしても、実家の中にある物を整理することが必要です!
実家にある物を全て自分の家に持ってこれるなら良いのですが、実際にはそうはならないかと思いますので、不用な物を廃棄するなどの作業が必要です。
そこで、不要な物を処分する方法を紹介します。
主な処分方法としては、このようなものがあるかと思いますので、それぞれ載せていきます。
- 自分でクリーンセンターに運ぶ
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
自分でクリーンセンターに運ぶ
まずは、実家にある不要なものを処分する方法としては、地域のゴミ処理施設まで自分で運ぶ方法があります。
地域によっては、その地域の住民であれば、持ち込むことによって粗大ゴミでも無料でしてくれる場合があるようです。
実際、私の地元では持ち込むことで無料で粗大ゴミを処分してくれました。
ただ、大きな物を持ち込むにはトラックが必要になりますし、小さい車では何度も往復する必要があるのがデメリットとしてあります。
リサイクルショップに買い取ってもらう
もし不用品の中には、価値があるものやまだ使えるものがある場合もありますよね。
その時には、リサイクルショップで買い取りをお願いしてみるのも良いかと思いますよ。
時間と手間を惜しまないならば、メルカリなどで売ってみるのもありですね。
買い取りをお願いするよりも、やり方によっては高く売れる場合もありますので。
不用品回収業者に依頼する
お金を払って不用品回収業者に依頼する方法もあります。
お金の余裕さえあれば、この方法が一番楽ですね。
業者にもよるかと思いますが、ほとんど業者に任せっきりでも不用品の処理をしてもらえますよ。
実際に、私も不用品回収業者でベッドや食器棚などの大きな家具やどう処分したらよいかわからないようなものを頼みましたが、すぐに回収してくれたので助かりました。
不用品回収業者の中には、家具や家電などを買い取り可能なものは買い取って、不用品回収の料金を値引きをしてくれる業者もあるので、いろいろと調べてみると費用を抑えられると思いますよ。
まとめ
今回、親を自分のところに呼び寄せるときの実家の整理について載せましたが、実家の整理はとても大変なことだと思います。
特に実家が離れている場合は、会社が休みなど限られた時間の中で作業を行わないといけないですよね。
また、何度も往復するならば、交通費も馬鹿にならないです。
なので、自分が楽な方法を選択することが一番だと思います。
私の時も楽な方法を調べて行動したつもりでも何度も現在住んでいる場所と実家を往復する必要があったので、思っていた以上にとても大変でした。
実家の整理以外にも、親のいろいろな手続きで役所などにも行かないといけないなどもありましたのでね。
いろいろ大変ではありましたが、私の実家の整理は無事終わらせることができたので良かったです。
みなさんも実家の整理が大変だと思う場合には、ぜひ今回載せた方法を参考にしてみてください。
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